次世代足場とは?くさび式・枠組足場との違いと選び方

大規模修繕や新築の現場で「次世代足場で組んでほしい」と指定されることが増えています。従来のくさび緊結式足場・枠組足場と何が違うのか、どんな現場に向いているのかを整理しました。
次世代足場とは
次世代足場は、くさび緊結式足場をベースに安全性と作業性を高めた、比較的新しい規格の足場です。メーカーごとに名称や仕様は異なりますが、主に次のような特徴があります。
- 手すり先行型:上の段に上がる前に手すりを先に取り付けられる構造で、組立・解体時の墜落リスクを減らせます。
- 作業床の高さにゆとりがある:従来のくさび式より1段あたりの高さ(階高)が高く、頭をぶつけにくい設計です。
- 部材が軽く、緊結部がしっかりしている:組立・解体の手間が少なく、ガタつきも抑えられます。
くさび緊結式足場・枠組足場との違い
| 次世代足場 | くさび緊結式足場 | 枠組足場 | |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | 大規模修繕・新築・中高層 | 中低層の改修・戸建て・狭小地 | 高層・長期間の工事 |
| 安全性 | 手すり先行で高い | 標準的 | 強度が高い |
| 作業のしやすさ | 階高にゆとりがあり作業しやすい | 階高が低めで腰をかがめる場面がある | 寸法が決まっており形状変化に弱い |
| 組立・解体の音 | 比較的抑えやすい | くさびを打ち込むため金属音が出やすい | 比較的抑えやすい |
| 費用感 | やや高めになることが多い | 抑えやすい | 規模による |
※メーカー・製品・現場条件によって異なります。一般的な傾向として整理したものです。
次世代足場が向いている現場
- 発注者や元請会社から、安全基準として次世代足場を指定されている現場
- 大規模修繕など、職人が長期間足場の上で作業する現場
- 居住中のマンションなど、組立・解体時の音をできるだけ抑えたい現場
くさび式・枠組足場が向いている現場
一方で、建物の凹凸が多い、敷地が狭い、工期が短いといった現場では、くさび緊結式足場の方が組みやすく費用も抑えやすい場合があります。高層で長期間設置する現場では、枠組足場が選ばれることもあります。
大切なのは「新しい足場を使えばよい」ではなく、建物の形状・高さ・工期・周辺環境・予算から最適な組み方を選ぶことです。
見積を依頼するときのポイント
- 足場の種類を指定するか、提案を求めるかを伝える:指定がある場合は見積依頼の時点で伝えると、比較がしやすくなります。
- 架面積と単価を分けて見積をもらう:「一式」ではなく、㎡単価と架面積が分かれていると、相見積もりの比較が簡単です。
- 設置期間と盛替えの有無を確認する:大規模修繕では工程に合わせた組替えが発生することがあります。
まとめ
次世代足場は、安全性と作業性に優れた足場です。ただし、すべての現場に最適とは限りません。足場LaBoでは、次世代足場・くさび緊結式足場・枠組足場から、建物の条件とご予算に合わせた組み方をご提案します。
ASHIBA LaBo
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